【北中米自転車旅行記メキシコ編】まるでヨーロッパ！中央メキシコの世界遺産都市サカテカスでの滞在記その１
ここまでの旅のあらすじ
移動だらけの日々に終わりが見えた。
沈没の始まり
さて、今回こそ一番楽しみにしていたサカテカスへ到着します。
と、ここで訂正！
写真の日付をみてこれまで旅記を書いていたのですが、時差を全く考慮しておらず、これまで一日進みの日付にしていました(＾＾；)
と、いうことで今日から時差を考慮し、現地時間の日付に修正しますので、ご了承ください。
～2013/11/2～
フレスニヨを出発！サカテカスまで49km・・・楽勝ですね。だらだらこいでも5時間ほど、普通に漕いで午前中走れば昼一番にはつくぐらいの距離。
初めて首都メキシコシティまでの標識を発見。635km・・・メキシコ入国からここまで1,300kmぐらい走っているので、大体アメリカから2,000km弱でメキシコシティ・・・って感じですね。
遠くまで走ってきたなあ・・・。はてしない距離に見えても少しずつ進んでいけばたどり着けるもんですね。
都会っぽさが見えてきた。空がきれい。何か雲がすごい。写真でも遠近感すごい感じません？
雰囲気出てきてかなりテンションあがってきてます（笑）石畳の街っていいですよね。
走りにくさマックスではあるけど。
建物もこれまでの街よりはるかに旧スペイン領色を残している。
中央メキシコの場合、どの街にもきれいな広場がある。
住んでる街にこんな広場があれば毎日楽しそうですよね。
サカテカスは旧スペイン領時代に銀鉱山都市と栄え、現在はユネスコの世界遺産として登録されている街なだけあって、観光客も多い。
お土産屋や飲食店もたくさんある。
写真にはSUBWAYが。
定番のコンビニOXXOもいつもの店舗ではなく、街の景観に合わせた建物内にテナントとして入っている。
探しにくくはあるけど、観光都市ではやっぱ街との調和を優先させるべきですよね。
日本でも京都の一部の店舗は同じく景観を重視しているけど、お店じゃなく会社や一般家庭ももっと和を押し出した建物にすればもっと世界的に人気になるんだろうなあ・・・と思ってたりする。
まあ、住民じゃないからこそ勝手なこといってるだけですけどね！
水道橋。昔はこれで配水されてたんですよね。歴史を感じる。
セントロに近づいてきた。立派なカテドラル（教会）がいくつもあって、本当に観光のしがいのありそうな街で、何もないところをひたすら進んできた僕は興奮せざるをえない（笑）
詳しくはわからないけど、デモ行進みたいなのをやっていた。
オープンテラスの素敵なカフェを発見！地球の歩き方にも載ってる有名店っぽいけど、
お高そうなのでおそらくは縁はない。
スターバックスもおしゃれー！ここメキシコじゃない、ヨーロッパや！
自転車じゃとてもじゃないけど観光できそうにないので、先に宿へ直行。
１週間近くお世話になるHOSTEL VILLA COLONIAL。
先に行っちゃうと、このホステル最っ高でした！ゴメスパラシオのホテルを早くも越えて最高のホステルといっても過言ではないくらい。
僕が泊まったドミトリー部屋。一泊200ペソ（約1,200円)と超お得なうえにセントロにも近いという好立地。
屋上のテラスにでるとこの見晴らし！セントロのカテドラルを目の前に観ることができます。
Wi-Fiも使えるので、観光せず宿にいるときは常にここにいたなあ・・。
夜景も最高なんですよ！
キッチンもあって、調理機器は無料でつかっていいので、メルカド（市場）で食材を買ってくれば自炊もできちゃいます。
冷たいビールもあるらしい（嘘）だれだ、こんなのおいてった奴ｗ
セントロにあるメルカド。色んなお店が集まってて、通いまくったレストランもこの中にある。
メルカドの内部。
ここのメルカドは雑貨や洋服がメインみたい。
他の街は食品メインだからすこし珍しい？観光地だからかな？
ここが先述の常連レベルで通ったレストラン。
地元民や観光客だけでなく、旅人にも人気なお店。
雰囲気もすごくいいですよね！RPGなどのギルド的な雰囲気がある。
注文したのは地球の歩き方でずっと気になってたモーレという料理。Wikiによるとこんな感じの料理です。
メキシコのプエブラ州がその名の由来であるモーレ・ポブラーノ（mole poblano、プエブラのモーレ）は、メキシコ料理で一般的なソースであり、アメリカ合衆国で「モーレ」といえばこのソースを意味する。モーレ・ポブラーノは、唐辛子（通常、ポブラーノ (Poblano) 、パシーヤ (Pasilla) 、ムラート (Mulato) 、チポトレ）、挽いたナッツまたは種子（アーモンド、ピーナッツ、ゴマの種子）、香辛料、メキシコ産チョコレート（カカオ粉に砂糖、シナモン、場合によりナッツを混ぜたもの）、塩、および焼いたアボカドの葉、タマネギ、ニンニクなど様々な他の材料で作る。挽いたオレガノのような乾燥させた調味料も使われる。また、ソースにとろみを付けるため、トルティーヤ、パン粉やクラッカー、マリー・ビスケット (Marie biscuit) などを混ぜる。最後に茹でた鶏肉やシチメンチョウを軽く煮込んで仕上げる。
簡単に言うと、塩ゆでした鶏肉を様々なスパイスとチョコレートを混ぜ合わせたソースで味付けたもの。
甘くはないけど、好みは多分すごく分かれる味！僕はめちゃくちゃハマって、自作を心みるくらい好きになりました（笑）多分、僕メキシコ料理と相性いいんでしょうね。何でもおいしく食べれている。
いずれ「モーレをつくってみたのでレシピを公開する」なんて記事書いてみようかな。
死者の日パレードを楽しむ！
モーレ料理を堪能した後店を出るとすっかり暗くなっていました。夜のサカテカスもいい雰囲気でしょ？治安はそんな悪くないみたいです。せっかくだから外を散歩してみることにしました。
お供はメキシコビールSOL。太陽という名のビールで、コロナやテカテビールと同じくさっぱりとした軽いのどごしを楽しめる。
メキシコビールってコロナが一番有名だけど、メキシコ国内だとSOLのほうが安くて人気らしいです。
道に近づくとなんだか人だまりが・・・何なんだぁこれは？
どうやら、死者の日のパレードらしいですね！
骸骨をほうふつとさせるコスプレをしている人ばかり！
まじでこういうパレードやってるとしらずにサカテカスに着いたので、とてもラッキーでした（笑）
ジャックザハロウィンを思い出す。
普通の車でパレード参加する人もいれば、農作業車みたいにデコレートした車で参加する人もいて、観てて楽しいです。
死者の日は死者を迎え、死者をたたえ、死者をおくるための祝日らしいです。
やってることとしてはハロウィンが近いけど、意味合い的にはお盆に近いイベントですね。
ただし、粛々とやる感じではなく、陽気にパレードしちゃうあたりヨーロッパっぽいというかメキシコっぽいというか・・
異文化に触れるのは本当に楽しいです。
誰でも参加できるコスプレですが、ルールとしては顔は白く塗り、骸骨っぽくすること・・・らしい。
凝ったギミック。楽しいイベントなので、メキシコ観光を計画している人は、10/31～11/2にどこか観光都市に滞在を予定してくるといいかも！
イベントだけでなく、乾季で快適ってのも理由の一つですね。
馬車で参加する人も（笑）
怖い雰囲気出してる。
ノリのいい兄ちゃんがポーズしてくれたｗキマってる！
カテドラルのそばだったので、ついでに中身をみていくことに。
中はこんな感じ。十分ご立派だけど、これでも他の街の教会に比べたら質素な方。
教会巡りは中央メキシコの目的の一つになりそうです。
屋台も出ている。ごはん食べた後なので買わなかったけど、コーンにマヨネーズソース的なものとチリパウダー、レモンを絞っていただく軽食でした。
観光地などでも売られてるので、メキシコではメジャーな屋台フードなのかも。
お墓のオブジェもありました。怖いかんじではなく、なんとなくキュート。
パレードも終わり、満足したのでビールを買いがてら宿に戻る。
宿のテラスから見た夜景！
はー、最高でした！いい景色を見ながら飲むビールはうまい！！！
急ぐ旅でもないので、ゆっくりすることにします＾＾
それでは今回はここまで！イベント盛りだくさんだけに長くなってしまった；
次回から本格的にサカテカスを観光していきます。お楽しみに！！
