自由人法帖~自由忍者紀行録~

自由に旅をするのが好きな忍者が書く雑記ブログです。旅・ゲームアニメ書評等のテーマで書いてます。

インドで詐欺にあってクソ田舎に連れてかれたけど、意外と楽しかったって話

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こんにちは、じゆにんです。
昨日投稿さぼっちゃったので、代わりに本日2回目の投稿です(笑)
これで昨日のサボりはノーカンノーカン。

サボってた分を取り返すだけじゃなく、単に成功している人のブログ見て刺激されて、
ブログもっと書きたくなってしまっただけなんですけどね^^;

さて、今回は現在投稿している北中米自転車旅行のさらに前にいったインドバックパッカーの旅について、思い出を振り返りつつ語りたいと思います。

会社を辞めた翌年の2013年1月、僕はインドネシア・インドに海外研修にいっている会社の同期を訪ねるべく、同じ時期に辞めた元同期の友人とバックパッカーの旅に行きました。

インドネシア・インドの旅についてはところどころピックアップしてまた別記事にて紹介したいと思いますが、
今日はインド・コルカタにて詐欺にあい、どこかもわからないクソ田舎に連れて行かれた時の話をしたいと思います(笑)

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コルカタの街並み。インド東部の街で、結構な大都市らしく、人が多くエネルギッシュ!
とにかくぼったくったりたかったりしてくるので、慣れてないと本当に疲れる(笑)

詐欺といってもそんな何十万だましとられたってわけではなく、現地の若者と仲良くなって、その若者たちに「せっかくインドに来たんだから、俺の故郷いかないか?田舎に観光にいけるなんてそうめったにない経験だぜ!」なんて誘われて、
ホイホイついていったら相場よりはるかに高い金支払わされたってだけなんですけどね(笑)

はるかに高い金といいつつも2泊3日で2万くらいで、日本での感覚ならまあ普通くらいの金額じゃないですか。でもあとでいろいろ交通機関の運賃とか調べると、どう考えても数千円程度で行ける内容だったっていう・・

どうもコルカタは日本人観光客も多く、日本人から無理なくむしり取れる金額を把握していたみたいです(笑)
めんどくさいし、これくらいだったらいいか・・・っていうような金額をふっかけてくるから結構ころっとひっかかちゃうものなんですよ・・本当に。


車でたぶん6~7時間くらい?聞いた話によるとかの有名なバラナシというガンジス川の聖地より南にある田舎に連れて行かれました。(正直正確にはどこに連れて行かれたのか全然わかっていない(笑))
道中の食事なども「飯かってきてやるよ」といいつつもしっかり自分たち(若者2名とドライバー1名)の分も買い、おごってもらって当然といわんばかりに全員分の代金を請求して来たり、
人が寝たいって言ってるのに音楽爆音で流されたりと、いろいろとキレそうになりつつも、キレたら変なとこで置き去りにされかねないとビビッておとなしく連れて行かれました。

そんなこんなで田舎での2泊3日の生活が始まったわけですが・・・まあ結論からいうと確かに普通に観光しにきてたら体験できないような楽しいものになったわけです(笑)

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到着したのはちょうど朝くらい。
見ての通りのド田舎です。

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車を降り、徒歩で数分連れていかれた僕らを待ち受けていたのは土壁でできた家が並ぶ小さな村と、大勢の子どもたち。

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コルカタで知り合った若者の家族?とその家らしいです。ここで2日暮らすことになりました。

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一応、観光客扱いでしっかりと色んなところを案内してくれました(笑)

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ヒンドゥー語なのでぶっちゃけ何言ってるかぜんぜんわからなかったんですが、村の長的な人も紹介されました。

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何か見つめる犬。インドの犬ってなんか元気がないというか、ホント何かを悟った感じの犬ばっかなんです(笑)狂犬病の危険もあるので基本近寄らないほうがいいんですが、意外と撫でてもかみついてきたりはしません。

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なんか学校?を案内されたり、

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教会的なところを案内してくれました。

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一通り村の案内が終わったら家に戻り、ひとまず昼飯。
このおかーちゃんが結構やさしくて、料理の過程を見学させてくれたり、「おいしいはアチャーっていうのよ」って簡単な言葉を教えてくれたりしました(教える時もヒンドゥー語なので何言ってるのかは相変わらず不明だったけど、何となくわかったw)

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女の子とヒヨコ。ヒヨコかわいいけど、基本的に家畜として飼っているので、扱いが雑で超ハラハラしてました。

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待ってたらお昼ご飯が出てきました。
チャパティとカレー味のおかず三種。
質素だけど僕は普通においしくいただきました。友人は胃腸が悪いらしく、以降ずっと腹を下してました(笑)

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微グロ?女の子もちゃんと料理の手伝いとして鶏をさばいてました。
この女の子は笑顔がかわいかった。

f:id:freedomdream:20170507215926j:plain子どもたちは我々日本人が珍しいらしく、最初は遠巻きで珍しそうに見てましたが、慣れてきたらつねに僕と友人にべったり。村の案内が終わった後は基本的に彼らに連れられ、ずっと遊んでました(笑)

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デジカメやiPadが珍しく、貸してくれ貸してくれともう引っ張りダコ(笑)
ちなみにこの写真はいつのまにか撮影されてた、少年による自撮り。

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食事が終わった後はフリータイム。少年ズに案内され近くの川まで遊びに来ました。
(ガンジス川の支流らしい)

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こいつが少年たちのリーダー格。年功序列的なものがあるらしく、こいつが指示したら他の少年たちがわりと素直に従ってるのが印象的でした。

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みんな写真が大好きで、撮って撮ってとひたすらせがまれる。なんだそのポーズは。

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飛び込むところをとってくれとせがまれたり・・

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右の少年は全裸ですがうまいこと葉っぱが彼のポークビッツを隠してくれている(笑)

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集団で飛び込むところを取ったら大喜び(笑)きりがないから勘弁しちくりーと頼み込んでようやく撮影会が終了しました。

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まあこんな感じで遊んだり、家の補修を見学・手伝ったり、

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少年たちと一緒に夕日を眺めたり、(田舎の夕日はガスがかかってるけど、赤く大きく見えて綺麗。何かこの少年の写真、絵になっている(笑))

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お母さんと談笑したり(写ってるのは友人です(笑))

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家事に用いる燃料づくりを手伝ったり(牛の糞に藁を混ぜてねったものを壁にソォイ!して乾燥させたもの。ガスがでるのかよく燃える)

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動物と戯れたりして2日間を満喫しました。
あまりにも写真をせがまれすぎて、1日目で電池がきれてこれ以上写真取れなくなったのは秘密(笑)電気も通っていないような村だったから充電もできませんでした。


土でできた家で電気もガスもないようなところで過ごしたり、現地の子どもたちと遊んだり、生活の手伝いをする・・なんて経験はめったにできないので、何だかんだで楽しかったです(笑)
こういったらなんですけど、正直詐欺にあってよかった!2万でも納得できるいい経験ができたので、割と満足な2日間でした。

インドの、特に大きな町で過ごしているような人たちは金にがめついとこもあったりしてうざい事も多いんですが、
エネルギッシュだし、貧しい生活の中でも楽しそうに生きているし、根本的にいい人が多いので、一緒にがっつり生活してみるのも楽しいもんです。
疲れるけどね!!

インドにきたら人生観かわるとはいいますが、強ち間違いではなく、「豊かだけど死んだ魚のような眼をして生きている日本人」と「貧しく不衛生で劣悪な環境ながらもまぶしい笑顔で過ごしているインド人」、どちらが幸せなんだろうと、
本当によく考えさせられました。

インドは人によって「またいきたいなー」って思う人もいたり、「もう二度といきたくない!」って思う人もいたりと感想が二極化しますが、僕は前者でした!
本当に面白い国です。

少しでも興味を持たれた方は、バックパックを背負ってふらりと旅に行ってみてはいかがでしょうか?

とまあ、今回は思い出しながらだらだらと書いたので、駄文ではありますが、こんな感じにしときます(笑)

また次回、今度はガンジス川の聖地、バラナシでの日々を書こうかなと思います。


※書きました。

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ではでは!


北中米自転車旅行記も書いてます。こちらもどうぞ!

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