【初心者向け】マメにやるべき簡単な自転車のメンテナンス方法を教えるよ!
どもー、じゆにんです。
普段から自転車に乗ってると、「なんかペダルが重たくなってきたなあ」「スピード全然でない・・・どうなってんの?」「なんかギシギシ音がして気持ち悪いな」なんて思うことはありませんか?
メンテナンスが必要だとわかってはいてもなんか難しそうだし、自分にできそうにないとあきらめて、そのまま乗っている人も多いんじゃないかと思います・・・
しかーし!!!!
やってみると意外と簡単なもんなんですよ!大体1~2週間おきに一回くらいのペースで30分程かけてメンテナンスしてあげるだけで、快適に自転車に乗ることができるようになります。
ということで、今回は、スポーツ自転車に乗っている人(初心者)向けに、日頃からマメにやるべきメンテナンスを紹介したいと思います!
(記事作成にあたって、僕の自転車もメンテナンスを行っています。)
必要なグッズ
まず、メンテナンスを行う上でこれだけは持っておくべき!というグッズを紹介していきますね。
(1)ドライバーセット
基本中の基本ですね。そんなに高価なものは必要なく、下記のような小さくて、ちょっとした旅行時にも持ち運びがしやすいようなものを選ぶといいんじゃないかなと思います。
(2) 六角アーレンキーセット
スポーツ自転車のメンテナンスを行う場合必ず使うのがこれです。
スポーツ自転車を買ったらまずはこれは買いましょう。
SK11 レインボーボールポイント六角棒レンチセット 9本組 SLBW09EL-RB
- 出版社/メーカー: SK11(エスケー11)
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ちなみに、携帯用のドライバとアーレンキーがセットになったようなものも売っていますが、正直使いにくいです。
ただ持ち運びには便利なので、自転車旅行などよくいかれる方はこちらも持ってい置いた方が便利かもしれませんね。
(3)空気入れ
乗る自転車の種類によって入れるべき空気圧が異なるので、空気圧メーター付きの空気入れを買いましょう!
スポーツ自転車のほとんどが仏式バルブだと思うので、仏式バルブと表示されているものを選びましょう。
Panaracer(パナレーサー) 空気入れ フロアポンプ エアゲージ装備アルミ製 イエロー 米式/仏式バルブ対応 BFP-04AGA-Y
- 出版社/メーカー: Panaracer(パナレーサー)
- 発売日: 2012/08/21
- メディア: スポーツ用品
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ドライバー・アーレンキーと同じく携帯用の空気入れもあります。
パナレーサー 空気入れ ミニフロアポンプ 米式/英式/仏式バルブ対応 [フットステップ装備] BFP-AMAS1
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(4)タオル
メンテナンス用のタオルを用意しておくと便利です。(いらないタオルとかでもいいけど)
(5)軍手
自転車のメンテナンスを行うととにかく手が真っ黒に汚れるので、使い捨てできる軍手を用意しておきましょう。
日常的な簡単なメンテナンスを行う程度ならこの程度のグッズだけで十分です。
それでは早速、メンテナンス方法について紹介していきましょう。
定期的に行うべきメンテナンス
タイヤの空気圧をチェックしよう!
まずは基本中の基本から。
タイヤの空気は思ったより短期間で抜けてしまうもので(ロードバイクなどのスポーツバイクは特に。一週間で1空気圧(=約13psi)ぐらい抜けてしまうそうです。)、少し空気圧が低くなるだけでもスピードの出方が全く異なってきます。
1週間に一回は空気圧のチェックがてら空気を入れるといいでしょう。
必要な空気圧は自転車の種類によって異なりますが、ロードバイクの場合は100psi、クロスバイクの場合は70psiぐらいが最適となります。
大体タイヤの側面に必要な空気圧がうっすらと表示されているので、チェックして必要な分だけいれてあげましょう。
仏式バルブの場合バルブの先端にこんなかんじのネジ(?)がついているので、空気を入れるときは緩め、入れ終わったらしめなおしましょう。
チェーンのメンテナンスをしよう!
快適に自転車をこぐうえで、チェーンの状態(張り具合、オイルの乾き具合)も重要です。
まず、張り具合についてですが、チェーンを下から指でもちあげ、
このぐらい(1~2cm)あがるぐらいがちょうどいい張り具合となります。
乗っているとだんだん張りがなくなってくるものなので、1か月に一回くらいはチェックしてあげたほうがいいんじゃないかなと思います。
5cmもあがるようだとあきらかに伸びきっているので新しいチェーンに交換したほうがいいでしょう。(チェーンは大体3,000~5,000kmほどを目安に交換したほうがいいです。)
ちなみに、チェーンが伸びてくるとギアのチェンジがうまくいかなくなったり、ギアやスプロケットの消耗・破損の原因にもなります。
今回は僕の自転車はチェーンの張りは問題ないようなので、チェーンの交換方法はまた別の機会での紹介ということで・・・
交換自体はそんなに難しくないのですが、下手に交換すると命の危険にもなりかねないので、初心者のうちは自転車屋さんにお願いしたほうがいいかもしれません。
次にチェーンの洗浄&オイルのさし方についてです。
本格的に洗う場合は専用の工具をかってきてジャブジャブと洗う形になりますが、今回は簡単なメンテナンス方法の紹介ということなので、下記のようなジェットタイプのチェーンクリーナを使う方法を紹介します。
方法は簡単!チェーンにまんべんなくジェットを吹きかけて、メンテナンス用のタオルでふき取ってあげるだけです(笑) そんなゴシゴシと拭く必要はなく、古いオイルをさっと拭き取ってあげる程度で大丈夫です。
チェーンの掃除がおわったら、今度はチェーンオイルを塗ってあげましょう。
チェーンオイルを塗ると快適にこぐことができるようになるだけでなく、チェーンのサビ防止やこいでるときの不快な金属音も防ぐことができます。
チェーンオイルには2種類あって、
こんな感じの液体タイプのものと、
KURE(呉工業) 5-56 (320ml) 多用途・多機能防錆・潤滑剤 [ 品番 ] 1004
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スプレータイプのものがあります。正直本格的に自転車に乗る人以外はあんまこだわらなくてもいいと思います。(僕もこだわってないので、適当に選んでます(笑)でも液体タイプのほうが体感的には持ちがいいかも?)
僕は今回は液体タイプのオイルを切らしていたので、スプレータイプのものを用いました。
液体タイプ、ジェットタイプどちらを使う場合でも共通して言えることは、つけすぎず、まんべんなく延ばしてあげる必要があります。
さっと全体的に軽くつけてあげたら、メンテナンス用のタオルで延ばしてあげる感じでいいと思います。
チェーンだけじゃなく、ギアにもオイルをさしてあげましょう。
ブレーキの調整をしよう!(Vブレーキの場合)
自転車のブレーキにも種類があるのですが、僕の場合タイヤのホイール部分をゴム製のブレーキパッドで挟み、摩擦によって止めるVブレーキというものを使っているので、このVブレーキの調整方法を紹介します(というか他のブレーキは使ったことないのでわからない(笑))。
Vブレーキをご利用されている人ならわかると思いますが、走っているとだんだんブレーキレバーの遊びが緩くなっていって、なかなかブレーキが効きにくくなってきます。
とっさにブレーキが利かないと危ないので、緩くなってきたなーと感じたらマメに調整を行うようにしましょう。
※パンク修理や輪行をする際などにタイヤを外す場合、Vブレーキの調整が必須となります。
どこか遠くに自転車旅行をする場合はこの調整方法を必ずマスターしましょう。
ちなみに、僕はSHIMANOのDeoreというシリーズのVブレーキを使っています。(型番は忘れた)
大体どのブレーキも似たような調整方法になるかとは思いますが、細かい部分は異なってくると思うので、一応ご承知おきください。
まず、Vブレーキの右上のネジを六角アーレンキーで緩め、ワイヤーを緩めます。
こんな感じになります。(写真だとワイヤーがネジから外れてしまってますが、ネジとブレーキの間にワイヤーが挟まる状態に手で固定しましょう。)
続いて、ブレーキシューとホイールの間の調整になりますが、これを片側1~2mm程度、左右合わせて4mm程になるよう調整します。
こんな感じ。慣れないうちは厚目の紙をホイールとブレーキシューの間に挟んで調整するといいでしょう。
ちょうどいい感じに調整ができたら、再度Vブレーキの右上のネジを六角アーレンキーで締めましょう。(きつく締めすぎるとワイヤーがつぶれてしまうので注意。
あとはタイヤを持ち上げてタイヤも回してみて、タイヤとブレーキシューが接触しないか、ブレーキの利き具合は問題ないか、確認を行います。
もし、ブレーキの利き具合が緩かった場合、ブレーキレバーの根元にあるネジ(指さしているところ)を緩めたり締めたりすることでもホイールとブレーキシューの間隔の調整ができるので、最後の微調整はこちらから行いましょう。
まとめ!
長くなってしまいましたが、自転車初心者でも
- タイヤの空気圧調整
- チェーンの掃除・オイルさし
- ブレーキの調整
これぐらいのメンテナンスができれば、長期間快適な自転車ライフを楽しめるかと思います。
(加えてパンクの修理もできれば長期旅行もできます。というか僕もこれくらいしかメンテナンスできない状態で北中米とかいってます(笑))
慣れちゃえばすべて込みで30分もあればメンテナンスできちゃうので、そう難しく考えずチャレンジしてみてはいかがでしょうか!?
自転車が汚いとかそういうツッコミはなしでお願いします(笑)洗車したいんだけど、洗車できるスペースがなくて・・;