自由人法帖~自由忍者紀行録~

自由に旅をするのが好きな忍者が書く雑記ブログです。旅・ゲームアニメ書評等のテーマで書いてます。

【CLANNADは人生】古河一家は理想の家族!家庭を築くなら古河一家をお手本にしたい!

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どもー、じゆにんです。

昨日の記事で理想の奥さんとしてCLANNADの古河早苗、理想のオッサン像として古河秋夫、理想の家族として古河一家を挙げました。

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古河一家といっても知らない人ばかりですよね?
多分アニメ好きなら僕が古河一家を理想としている理由にも賛同してくれる人は多いかとは思いますが、
せっかくなので今回は古河一家とはどんな家族なのか紹介し、知らない人にもこういうのが理想なんだ、と知ってもらいたいと思います!

 CLANNAD古河一家はこんな家族!

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アニメ CLANNAD22話より

まず古河一家とはどんな家族か、というところから説明します。
古河一家とはCLANNADというKeyのゲームに登場するメインヒロイン・古河渚の家族です。
CLANNADは家族の愛を一つのテーマとして描いた作品で、古河一家もメインに描かれる家族像の一つでもあります。

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口&目つきは悪いが家族想いで、いくつになっても童心を忘れない無邪気さを持つ一家の大黒柱、父・秋生こと通称アッキー。
どんな人にもフレンドリーで、近所の子供たちとも一緒に野球をしたりととにかく人気者。
最初は主人公・朋也を渚の恋人と勘違いし(ゆくゆくはホントに恋人になるんだけど)、邪険に扱うものの、何だかんだで世話焼きで家族だけでなく朋也が苦しんでいるときもしっかり支える優しいおっさん。
朋也とは娘の恋人と義父という間柄ながらも、悪友のようなコミュニケーションをとっていて、見ていて楽しい。
こんなオッサンになりたい。
「CLANNAD 早苗さん」の画像検索結果

ヒロインの母、早苗さん。とても美人で渚と姉妹に間違われるほど若く見える。
天然で、家業のパン作りに関してはとても食べられるようなものではないパンを生み出してしまうほど才能がない(普通の料理はうまいのに、なぜかパン作りだけ(笑)アッキーと早苗のパンとのコントは毎回クスっとさせられる)。
とても心優しいお母さんで、泣き虫だけど家族が苦しんでいるときにはすさまじい行動力と芯の強さで家族を支える。
こんな女性と出会いたい。
「CLANNAD 渚」の画像検索結果

病弱系メインヒロイン・古河渚。
母親に似て泣き虫だけど、これまた母親に似て優しさ・芯の強さを兼ね揃えた女の子。
最初は勇気のない女の子だけど、主人公朋也と出会い、彼から影響を受けてどんどん強くなっていくところを観るのがこの作品の魅力の一つでもあります。

僕が古河一家を理想とする理由(微ネタバレあり)

続いて、なぜ僕がこの一家を理想としているか、理由について紹介していきたいと思います。

懐が深く、心が暖かい。

 ストーリーが進むととある事情で主人公・朋也は家に居られなくなり家を飛び出してしまうのですが、事情を知った古河一家は彼をすんなりと家庭に受け入れてしまいます。

古河一家からしたら朋也は娘とは親しいものの、この時点では渚とも恋人でもないどこの馬の骨ともしれない男ですからね!
そんな彼でも無条件で保護し、受けいれてしまうあたり本当に懐が深く、心の温かい家族なんだなーと憧れてしまいます。

しかもただの居候でなく、家族の一員として受け入れてますからね!
家族団らんのためのピクニックに行く計画をしている際、朋也は家族じゃない自分がいても邪魔をしてしまうと遠慮して、「用事がある」と書置きを残して友人宅へと出かけるのですが、
古河一家はそんな彼も家族の一員としてとらえ、朋也がいないと家族の団らんにならんだろうと言わんばかりに戻って来るまで待ってるんですよ!

家族の暖かみを知らない朋也にとってはこのエピソードは救いになったんでしょうね。
俺もこんな暖かみを与えられる家族を築きたい、と思いました。

自分たちの夢を子供の夢にできる。

昔渚がまだ小さいころ、アッキーは劇団員、早苗さんは教師としての夢があったのですが、二人とも仕事で忙しく渚が留守番をしているときに熱を出してしまい、あわや死にかける・・・というエピソードがありました。
それをきっかけに二人とも仕事をやめ、パン屋を開き渚第一の生活を始めたわけですが、当然このことは渚に気づかれてしまうと必ず気に病んでしまうため、アッキーと早苗さんは渚に秘密にしていました。
ところが、ゲーム本編で渚が学芸祭で劇を演じる大舞台の直前で渚にこの事実がばれてしまいます。
渚は「私のせいで二人は夢を諦めてしまったんだ」と落ち込み、本番でついに涙がこみ上げ演じることができなくなってしまうのですが、ここでアッキーは劇場にかけつけ、渚にこう叫びました。
「俺たちは夢を諦めたんじゃねえ!自分たちの夢を子供の夢をにしたんだ!!親ってのはそうなんだよ!家族ってのはそういうもんなんだよ!だから夢をかなえろ渚ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
・・・と。

すごいセリフじゃないですか、これ。初めてこのシーンを見たときは電撃が走りました。自分たちの夢を子供の夢にした・・・なんてなかなか言えるものじゃないと思います。
僕には今やりたい事手に入れたいものがわんさかあるのですが、それらをすべてなげうって、子供に夢を託せるかなんて今はわからないです・・・。
でもそれだけ家族を想えるってのは尊いことだなあとは感じました。どうせ家族を築くならこれぐらい想いあえる家族を築きたい・・・と強く願うようになりました。

どんなに辛くても笑顔を絶やさず、芯の強さがある。

 これは物語の核心になる部分となり、ぜひ観てもらいたいと思うので、極力伏せて語りたいと思います。

アニメでいうと二期にて朋也と渚は結ばれて結婚し、子供に恵まれるのですが、とても悲しい事が起こり朋也は人生に切望してしまい、子供は古河家に預け仕事にだけ没頭する日々をおくるようになります。

この悲しい事というのは朋也だけでなく、アッキーと早苗さんにとっても立ち直れない程悲しい事なのですが、そんな中でも悲しんでる所は見せず、朋也と子供のために気丈にふるまい、二人を支え続けます。

早苗さんのものすごい行動をきっかけに朋也は立ち直り、子供にとってのよき父親になる努力を始めるわけですが、朋也を立ち直らせるという使命を果たしたところでようやく早苗さんはアッキーにだけ涙を見せる・・・

このシーンも思わず泣いてしまいましたねえ。どれだけ辛くても、家族を支えるために献身し、成し遂げたところで涙を見せるという早苗さんの強さとアッキーとの信頼関係の強さ、家族を愛する心には涙せずにはいられませんでした。
辛い時も悲しい時も、しっかり支え合える家族を築きたい・・・そう思うきっかけになりました。

CLANNADは人生。

「CLANNADは人生」って言葉はやや作品を馬鹿にするときに用いられるフレーズなのですが、強ち間違いじゃないとおもうんですよね!
僕はこの作品で、古河一家を始めとした「家族愛」に触れ、「自分の目指す家族像」ってものを考えるきっかけにすることができました。

本当にアッキーのようなおっさんになり、早苗さんのような素敵な女性に恵まれ、暖かくお互いを想いあい、辛い時には支えあう家庭を築きたいものです!!

まさに結婚したばかりorこれからする予定って人には教科書にしてほしい・・・ってくらいおすすめしたい作品ですね。
ゲームだけでなくアニメもとても完成度が高い作品なので興味ある方はアニメを観てみることをおすすめします!